オレは鎖に巻かれて、身動き一つとることはできない。 そんな状況に自分を追い込んだのは、誰でもない、 この自分。 お題 1番 鎖 エド中心 見えない鎖がオレの自由を奪う。 足を捕らえて。 見えない鎖がオレを苦しめる。 首を捕らえて。 罪人を罰するかの如く、その威力は静まることを知らない。 実際、オレは罪人なのだから、鎖の力が弱くなることは無い。 ”母さんにもう一度会いたい” それだけがオレを罪へと突き動かし、 その代償はすべてオレへめぐって来た。 そう、逃げ道なんてものは用意されちゃいない。 暗い部屋で、ただ鎖に捉えられ、永遠と罪悪感に悩まされ続ける。 神と天使はそろってそっぽを向き、悪魔は笑いかける。 ある日、突然光を見た。 まばゆいその光はオレの足の鎖を外した。 オレは自由が利くようになった。 その光は、一人の男が起こし、幼馴染が運んできた。 閉じ込められていた暗い部屋から出て、旅に出た。 それでも、首の鎖は消えることなく。 今でもオレの首に巻きついている。 1番 鎖 終わり -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*- 1文字お題「1番 鎖」、いかがでしょうか?いつもより短めカナ。 完全無欠のエド視点、エドの罪の意識と状況を鎖に置き換えてみました。 う〜ん、大佐のうまい比喩表現が浮いてこなくてかなり 困りました…。 まさか「無能」などというフレーズをここで出すわけにはいかないし…と、 仕方なく「一人の男」になっていただきました。私が無能ですわぁ>< 2006年10月21日 UP |