彼らの求める代物は 彼らの手をすり抜けて、
目の前に出された本物は、
「人」の形をした「化け物」の中に。
8000HIT記念詩 ※再掲、リンク不可
何をする? 1〜13巻総合ネタ。
家族のぬくもりを求めた兄弟、「禁忌」に挑み、そして「失敗」した。
「弟」は「鎧」の姿へと、「兄」は右手と左足に機械をつけて。
闇の中を彷徨うとき、道を示したのは軍の人間
特権をフルに使って弟を元に戻すと、
絶対服従の世界に飛び込んでいった12歳の少年。
「特権」と同時に受け取ったのは「名声」と「批判」。
前に進もうと旅をしつづけ3年、ようやく歯車は動き出す。
「情報」は「偽物」で 「手中」にした「真実」は「残酷」で
「本物」は「代価」の果てしなく大きい物。
自分たちが元に戻るために必要な物が
「人体」を「大量」に要するもので
その「実験」をこの国を使って「再現」しようとしている。
「偽物」である「扉」、その中で求める物とその事実を見つける。
作り出したのは自らの肉親、「父親」は「敵」であり「化け物」
「真実」を知った非力な「兄弟」。
なにが「味方」で 何が敵か。
ではなく、まわりは「敵だけ」と知った青年の「将校」、
部下たちは全て「異動」させられ
そのうち一人は敵の「手足」の階層へ。 自らは囚われの身。
「説得」も「脅し」も出来ずに、ただ ただ 突破口を探るのみ。
頭に浮かぶは今は亡き「友」の顔と「言葉」、
真の意味を知ったところでもうすでに手遅れ。
残り少ない「信頼」できる部下たちが、
どれだけ早くこの事実に気付くか、まるで賭事。
求めるモノを手に入れるためには「犠牲」が必要
しかし出来ることなら犠牲は払いたくない。
錬金術師よ、錬金術の基本は。
全ての物は「等価交換」であると
何かを「得る」には「代価」が、「犠牲」が必要だと 唱えているのは。
ほかならない、あなた達なのだ。
「一は全、全は一」という言葉は何のために存在するのか。
大きな流れに従い 流れているこの世界。
その流れを理解し、分解して再構築する、それが錬金術。
流れ?その流れはどこから来てる?流れを作っているのは一なのだ。
一が全を変える。全を変えられるのは一。
今 何をする?錬金術師たち。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
8000HIT記念詩というわけで、コミック全巻の感想をひっくるめた感じですかね。
一応、誰の目線でもありません。いうなれば真理目線でしょうか。
最初は背景ナシの予定だったんですけど、なんかイイのを見つけちゃったのでw
流れ的に10〜12巻の内容が入らず、悔やまれます。ていうか私の采配ミス^^;
8000HIT、ありがとうございました!
8000HIT達成:2006年4月15日 午前10時
2006年4月16日 UP 背景画像:SPIRAL-MAZE様